世は空前の複業(副業)ブーム(???)
最近、複業(副業)を解禁する会社が増え始めたり、複業(副業)をしている人を特集したり、メディアでの複業(副業)情報合戦が激化してきていますね。
なんだか、「複業(副業)」というワードが先走りすぎて、
- 農業
- 複数企業への所属
- バイト
- キラキラ系女子(主婦相手に有料セミナーをして憧れさせるだけというチープな一種の宗教)
- マルチ
などなど、なんだかブレブレで何を言っているのかよくわからない状況です。
それも仕方ないです。
というのも、複業(副業)を扱っているメディアマン達が複業(副業)をしたことがないので、周りの情報に左右されるしか報道の道がないためです。
メディアはどんなにショボい情報でも、それなりにキレイな構成で編集しないといけないから大変だと思います。
私の場合は会社もまだ複業禁止なのでオープンにしていません。
取り組みを知っている友人やその知り合いから一時期、猛烈に興味を持たれて教えていたことがありました。
その中で、圧倒的に成果を出してる人と全く成果を出せない人の2つにキレイに分かれたので、その違いをまとめることにしました。
一部、古い付き合いの複業家についても触れます。
*もうコンサルのように教えることはやめました。
副業=夢物語と過剰労働と中途半端な兼業?
最近のメディアの流れ(=世の中の流れ)をまとめるとこんな感じです。
- やりたいことをやる、自分らしく働く(=YouTuber?農業?バイト?)
- 複数企業に所属する(社長でもないのにドヤ)
あんまりイケてない感じがします。
「YouTuber=稼げる」は幻想
YouTuberが最近よく脚光を浴びていますが、そんな夢のある職業ではありません。
定量的に考えて、YouTuberのPV単価は所詮0.025~0.05円程度で、例え100万PV/月の動画でも5万円程度しか稼げません。
結局彼らの主な収入源となるのは、情報教材の販売です。
- 「俺のようにYouTubeに動画をアップして情報教材を売れば年収1000万円!すごいだろ?」(ドヤ顔)
- 「YouTubeで月10万円稼ぐ、どうやる?」
みたいなウザくて嘘くさい情報が蔓延して人々を惑わせていますw
週末農業で将来農家になるのか?
言うまでもありませんが、農業は重労働です。
東京など大都会を離れたい人が取り組むならまだわかりますが、複業(副業)として農業がピックアップされるのは意味不明です。
週末に農業をする程度で稼げるような甘いものでもないですし、最終的に農業で稼げるのは、専業農家になるか農業のチャネルを作る(起業する)かの二択です。
前者の場合には、文字通り専業にならなければ厳しいですし、後者の場合には、農業に限らず商売の仕組みを作る必要があり、どちらかといえば自分で農家をするより優秀な農家と密な関係を築いたほうがいいです。
すでに専業農家の方に失礼ですし、メディアも中途半端なものは「趣味」と表現したほうがいいと思います。
複数企業に所属する会社員
結局社長でもなく雇われの身のサラリーマンなのに、ドヤ顔。
会社員が個人事業主として2つの顔を持つのは大賛成ですが、複数の会社に中途半端に雇われるって、、、どうなの?
私にとっては意味不明です。
まだ転職したほうがマシです。
などなど、まだまだ沢山ありますが、複業(副業)の代名詞として取り上げられるこれらの内容は正直散々な気がします。
私が思う複業(副業)の立ち位置
ここまで複業(副業)のトレンドを述べましたが、私は複業(副業)に大賛成です。
というのも、今の便利な世の中であれば、会社員という安定収入を得ながら、個人で他の収入源の確立にチャレンジできるからです。
何に取り組むかは人それぞれ好みがありますが、あくまで複業(副業)は、
- 今もしくは将来やりたいことに必要な手段(×やりたいこと)
だと思っています。
残業が禁止されてお金が足りない、家で居場所がない人は別ですが、一般的に特に将来やりたいことがなければ複業(副業)はしなくていいと思います。
もし何もやりたいことがなければ、やりません。
また、複業(副業)として取り組むビジネスについては、私は個人事業が良いと思っています。
会社員をやりながら、自分でお金の流れを作るのが理想です。
雇われている感覚と、自分で事業をする感覚は全く異なるので、両方の感覚を持ち合わせることで普段の会社の業務にも生きてきます。
国内で活動するのであれば、ファイナンシャルプランナーもいいですね。