【業界別】シンガポール駐在員の激務度と働き方の特徴






営業(B to B)

B to Bの製造業界では、顧客数がB to Cと比べると少ないため、シンガポールを営業拠点として東南アジアを担当するケースが多いです。

シンガポールには製造業が少ないため、基本的にB to Bで川上~川中の製品を扱うメーカーマンは出張時を除きシンガポール国内にいる時は他の業界と比べるとのんびりしています。

なぜなら、シンガポールにはほぼ顧客がおらず、商社が少しいる程度なので基本的に内勤となります。

資料作りや出張報告をまとめたりと、自分のペースで仕事ができるので、定時から遅くとも20時までには帰宅できます。

(欧米や日本など、他拠点との電話会議がある場合を除く)

逆に、B to B製品の営業としてシンガポールにいる場合は、東南アジア全体のマーケットを担当することを意味するので、出張の頻度は増えます。

平均すると月に1~2週間ほど出張になります。

私はシンガポールにいる時は極力定時で帰るようにしています。

しかし、海外出張も多く留守にすることも多いのが現状です。ただ、社内の文化は基本的にシンガポールなので、家族優先で出社時間、帰宅時間もフレキシブルに変更できます。

ストレスはほぼないです。

営業(B to C)

B to Cの製造業界、例えば食品や家庭用消費財などの業界では、顧客数が多いため、それぞれの国に駐在員を配置するケースが多いです。

そのため、シンガポール駐在員はシンガポールをメインに担当することとなり、出張も限られるため、家を留守にすることは少ないです。

ただし、その分すべての仕事が国内で完結するため、顧客訪問をした後にオフィスに戻って仕事をすることもあり、働き方としては日本国内の営業に似てきます。

とはいえ、シンガポールは国も小さいので、たいていの場合は1人、多くても2人いれば営業マンは十分です。

同僚もシンガポール人がメインとなり、文化はシンガポールです。

一般的には日本国内で働くよりもストレスは少ないと言えるでしょう。

経理財務

経理財務の仕事については、シンガポールに工場があるかないかで激務度が大きく変わってきます。

工場がある場合は忙しいですし、工場がない場合は楽勝です。

また、出張はほぼありません。

私の勤める会社はシンガポールに工場があるので、営業マンよりも経理財務担当者のほうが忙しいですね。

常に本社への報告資料を作成しており、同僚はシンガポール人でも日本式で業務を進めなければなりません。

再保険会社

from https://www.toare.co.jp/html

日本人駐在員数 

激務度 

保険業界とは少し異なるあまり馴染みのない「再保険会社」にもシンガポール駐在員がいます。

取引は日系企業ではなく、シンガポールの現地企業を相手にすることが多いとのこと。

メイン顧客は消費者や物流会社ではなく東京海上日動のような損害保険会社です。

保険会社の保険会社という特殊な業界で駐在員もメーカーより少ないですが、定時出社定時退社という素晴らしいワークライフバランスです。

まとめ

本記事は常にアップデートしていきます。

商社や物流会社、IT業界についても随時アップデートしていきますので、乞うご期待です。

また、海外駐在員の各業界の激務度や働き方の情報をお持ちの方は、ぜひアドバイスください。

mia

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シンガポールの化学工場を見れば世界の石油化学がよくわかる

2019.05.04

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