駐在や帯同、現地採用や結婚など背景は多種多様ありますが、シンガポールには多くの日本人が住んでいます。
多くの場合、外国人はコンドミニアム、永住権を取得して移住した人やシンガポール人と結婚した人はHDBという公団に住みます。
国土の狭いシンガポールとはいえ、住み始める前はどこのエリアに住むか必ず検討が必要です。
エリアによって魅力も異なるので、日本人が多く住む主要エリアについて、ひとつひとつ魅力をまとめます。
今回は、金融街と住宅街が融合した利便性抜群の『Tanjong Pagar(タンジョンパガー)』エリアが持つ7つの魅力をお伝えします。
『Tanjong Pagar (タンジョンパガー)』エリア
- 飲食店の充実度
- スーパーの充実度
- 家賃のお手頃感
- 中心部へのアクセス
- 物件数
- 緑の多さ
東京や大阪の場合、金融街にある住宅街といえば、タワーマンションで周辺にはお手頃なスーパーはなく、成城石井などの高級スーパーのみ、そして飲食店も高級な店ばかりといったイメージがあると思います。とてもじゃありませんが庶民的な生活はできませんよね。
でも、Tanjong Pagar (タンジョンパガー)は違います。
結論から言えば、生活コストは他のエリアとほぼ変わりません。
そんなTanjong Pagar (タンジョンパガー)が持つ7つの魅力を解説します。
①ローカルスーパーが充実している
何といっても生活の基盤となるのはスーパーマーケットです。
Tanjong Pagar (タンジョンパガー) エリアにはシンガポール現地の人にとっても最もポピュラーなスーパー、『Fair Price』と『Cold Storage』が点在しています。
特に、Fair Priceは24時間営業の中型店舗とデリやワインセラーを設けているFair Price Finestの2つがあり、住民の生活を支えています。
Cold Storageは成城石井のような存在なので、少し値段も上がります。
Tanjong Pagar (タンジョンパガー)エリアに住む場合には、スーパーに困ることはありません。
きっとFair Priceが生活の基盤になることでしょう。
②ドンキホーテ(DON DON DONKI)があり、明治屋よりも安く日本食材が手に入る
これまで、シンガポールで日本の食材を入手するには高級デパート『明治屋』が定番でした。
しかし、2017年からドンキホーテが『DON DON DONKI』というブランドでシンガポール展開を始めました。
2019年5月現在、シンガポールにはすでに5つのDON DON DONKIがあり、そのうちの一つがTanjong Pagar (タンジョンパガー) エリアにあります。
多種多様な日本製品の取り扱いがあるという点では日本のドンキホーテと変わりませんが、1つ大きく異なる点は、DON DON DONKIが生鮮食品のスーパーマーケットの側面も持つことです。
そのため、これまで明治屋でしか買えなかった日本の生鮮食品がDON DON DONKIでも、そして明治屋よりも安く手に入るようになりました。
- 「どうしてもシンガポール現地の食材では不安」
そんな方でもDON DON DONKIがあるので安心して生活できます。
『DON DON DONKI』というネーミングはシンガポール現地の方でも覚えやすいらしく、すでに浸透しています。
DONKIのこの勢いが続けば、打開策がない限り近い将来シンガポール撤退も余儀なくされてしまうでしょうね。
③日本食レストランが充実している
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Tanjong Pagar (タンジョンパガー) エリアは日本食レストランの充実度が非常に高いです。
シンガポールに暮らす日本人の中には、どうしてもローカルの食事が合わないという方も多くいます。
なので、日本食レストランが充実しているTanjong Pagar (タンジョンパガー) には日本人も多く集まります。
Tanjong Pagar (タンジョンパガー) にある代表的な日本食レストランはこちらです。
- 一風堂(ラーメン)
- 沼津 魚河岸鮨(寿司)
- 豚骨王(ラーメン)
- 餃子王(餃子など)
- 鶏王(ラーメン)
- 平城苑(焼肉)
そんな時、近くにこんなレストランがあるとありがたいですね。
ここで挙げた日本食レストランは高級ではないので、シンガポールであることを前提に考えれば、会計に驚くことはまずありません。