家族帯同が原則か単身赴任が原則か – 海外駐在に対する会社の方針 –
数十年前は、海外駐在といえば大手企業が中心となっていましたが、企業の海外展開が進み、中堅・中小企業の海外進出も一般化してきました。
2019年よりシンガポール赴任となりますが、私が所属する会社は単身も帯同も本人の自由となっています。
もちろん、家族帯同で行きます。
経験という意味でも、子供がいる場合でもできる限り、海外駐在は一緒に行くべきです。
今回は、海外駐在のメリットとデメリットを海外赴任者本人及び会社の双方の視点からまとめます。
家族帯同のメリットとデメリット
海外赴任者本人にとって
メリット
- 外国暮らしを一緒に経験することで家族の絆が深まる
- 子女に異文化体験をさせることができ、外国語習得の良い機会を得ることができる
デメリット
- 家族の健康、メンタルヘルス面に問題が発生する場合がある
- 子女の学力等に対する不安
- 海外赴任者が出張等で不在ばかりだと、家族が日本在住時以上に孤独を感じることになる
会社にとって
デメリット
- 子女教育費、家族手当といった追加コストがかかる
中には、「海外駐在は単身が原則」とする企業も増えつつあります。