カナダ移住のメリット
ここで述べるメリットでは、カナダの雰囲気や人となりといった「住み心地」に関するものは感じ方が人によって異なるので割愛し、日本と比較した相対的なメリットに集中します。
医療面のメリット
- 医療費が基本的にほぼ無料
- 子供だけではなく成人も老人も診療代は無料(歯医者や鍼、鍼灸などは贅沢医療に該当しているので有料)
契約内容によって異なりますが、たいがい毎月家族で100~200ドル程度のコストで、歯科診療等を8割負担してくれる個人健康保険があります。
- 移民していなくても、ワーキングホリデーやワークビザ等を持っている人は健康保険に加入することが可能
カナダは子連れでも家族でワーキングホリデービザが取得できるのもメリットの一つです。残念ながら、ワーキングホリデー先で人気のオーストラリアやニュージーランドはできません。
- 出産費用や帝王切開の費用も健康保険に加入していれば無料になる(アメリカでは帝王切開になると500~1000万かかる)
- 何かしら働けるビザを持っていれば、出産だけカナダで行うことでほぼ無料で子供は二重国籍を取得できる
バンクーバーならハワイに毛が生えた程度の時間で行けるので、子供の二重国籍取得を狙うのであれば、絶対にカナダの方がいいです。
(アメリカにこだわりがある方は別ですが)
手厚い子ども手当
カナダは育児や教育に対するサポートも手厚いことで有名です。
大きく分けて、2種類の手当があります。
- Canada Child Tax Benefit (CCTB)
- Universal Child Care Benefit (UCCB)
① CCTB
- 基本手当:113.91ドル/月
子供が3人以上の場合は、一人当たり7.91ドル/月の追加
- 追加手当
子供が一人の場合:176.5ドル/月
子供が二人の場合:156.06ドル/月
子供が三人以上の場合:148.5ドル/月
② UCCB
- 子供が6歳になるまで100ドル/月
学費・年金・ライフスタイルなど4つのメリット
①カナダ人と永住者は学費が安い(国公立)
- 留学生だと20000ドル/年ほど学費がかかるが、カナダ人と永住者は7000ドル/年ほどで済む
②1円も払っていなくてももらえる年金(永住者)
- 10年以上カナダに住めば最低でも481ドル/月以上もらえる
③デュアルライフしやすい
- 5年間のうち730日以上(2年間弱)をカナダにいれば良い
- アメリカは1年で半年
④銀行の金利
- 日本:平均0.025%
- カナダ:2~3%