エキゾチックなアフリカ3ヵ国のリタイアメントビザを徹底比較






海外移住の代名詞・リタイアメントビザ

海外での生活に憧れ、海外移住を果たしたい人はたくさんいると思います。

インターネットで調べてみると、実際に海外移住を果たした人はこの5パターンが多い気がします。

  • 学生時代に留学してそのまま就職
  • ワーホリで海外へ行き、そのまま就職 (or 結婚)
  • 思い切って勤めている会社を辞めて貯金を切り崩して旅に出る
  • 思い切って勤めている会社を辞めて現地で転職活動
  • とりあえず飛び込んでみる

みんなすごいアグレッシブですし、素晴らしい行動力だと思います。

何事も行動しないと始まらないのは間違いないですし、上記経験から情報発信している人は口々にそれを仰いますよね。

でも、海外移住を果たしたい大多数の方々はなかなか行動まで移すことが難しいと思います。

  • 家庭と収入

家庭を持ちながら会社に勤めている方は、この理由で海外移住を諦める方が多いのではないでしょうか。

自分一人の人生ではないですし、責任が伴うので当然だと思います。

そんな方々に向けて、「移住したいならとにかく今すぐ行け」というのはちょっと違う気がします。

私も海外移住を果たしたい一人です。

子供の頃に7年間タイに住んでいたので、タイももちろん候補の一つですが、世界をのんびり巡りたい気持ちが強いです。

でも、常々考えているのは「極力リスクを取らない」ことです。

それは、奥さんのことも将来の子供のこともそうですし、一切不安を持たせたくないのです。

さて、いろいろな海外移住の形がある中で今回取り上げるのは、以前よりまとめているリタイアメントビザの続編です。

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これまで、東南アジア5ヵ国、ヨーロッパ11ヵ国及びオセアニア6ヵ国、そして南米6ヵ国におけるリタイアメントビザを徹底比較してきました。

今回は、最後の大陸と呼ばれ、今後の経済成長が見込まれるアフリカ3ヵ国のリタイアメントビザを国別に徹底比較します。

東南アジア5ヵ国のリタイアメントビザを徹底比較

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アフリカ3ヵ国のリタイアメント制度を比較

今回、リタイアメント制度を比較するアフリカ3ヵ国はこちらです。

  • モロッコ
  • 南アフリカ
  • タンザニア

ひとつずつ、リタイアメント制度の特徴を見ていきましょう。

モロッコのリタイアメントビザ

  • 名称:年金金利生活用・居住査証
  • 1~10年更新
  • 年齢不問
  • 生活できる不労所得(年金・金利収入等)がある
  • 金額指定なし

アフリカの実施3ヵ国の中で最も日本人旅行者に人気があるのがモロッコです。

カサブランカという地名や砂漠のラクダにロマンを感じる人も多いと思います。

そんなモロッコのリタイアメント査証は年金受給者と金利生活者用となっています。

具体的な金額の規定はありませんが、物価がかなり安いモロッコでは、日本の年金受給額の範囲内で移民局の許可が出ます。

また、居住許可の期間も1~10 年と幅があるのが特徴で、もちろん更新も可能です。

南アフリカのリタイアメントビザ

  • 名称:一時居住査証 リタイアメントカテゴリー
  • 永住権
  • 年齢不問
  • 月2万ランドの年金受給者
  • または、1200万ランド以上の不動産資産を持ち、月1万5000ランドの送金が可能な人
  • 居住許可は4年更新だが、永住権の申請権利、就労(許可が必要)も認められる
  • ほかに月1万5000ランドの収入が証明できる場合は、最長3年のビジター用滞在査証がある
  • 居住査証は現地移民局申請、ビジター用滞在査証は在日大使館申請

アフリカで最も経済発展が進んでいるのが南アフリカです。

サッカーのワールドカップで話題となったように、首都ヨハネスブルグの治安はすこぶる悪いです。

地方に行けば状況は変わるものの、治安面には注意したいところです。

リタイアメント査証の条件は少しハードルが高いためか、就労や永住権の申請もできるという特典が付いています。

さらに一定条件を満たせば、最長3年となるビジター用の滞在査証も用意されているというから、イメージが決して良くない同国では、その改善のために入国を促進していると言えるかもしれません。

タンザニアのリタイアメントビザ

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