海外移住において最強のビザは永住権
永住権とは、日本国籍のままで現地に永続的に住める権利のことで、ビザの一つでもあることから『永住ビザ』と呼ばれることもあります。
このため、取得しても更新手続きが必要で、ビザの規定に違反した場合は失効したり取り消されたりすることも知っておきましょう。
さらに詳しく言えば、ある国の永住権を保持する人が異なる国の永住権を取得しても、先に所持している永住権が無効になることはなく、複数の永住権を所持することができるということになります。 一方、永住権を取得した後一定期間が経つと、今度は「市民権」に切り替える資格が生まれます。市民権とは国籍のことです。 市民権を取得してしまうと、日本の場合は二重国籍を認めていないことから、日本国籍を放棄することになります。 ちなみに、アメリカの場合は二重国籍を認めているため、セカンドパスポートという言葉も存在します。ひとりのアメリカ人が違う国のパスポートを所持していることもあります。 永住権と一口にいっても、その種類は様々です。 移民を積極的に受け入れていた時代があったものの、現在では多くの国で経済が行き詰っているという環境も手伝い、年々厳しくなっている国もあります。 しかしその一方では、容易に取得できる永住権もあることから、一概に述べることはできません。 まずはどういうタイプの永住権があるのか、ということを知るために、5つに分類して解説します。 特別なプログラムではない通常タイプの永住権のことを一般永住権と呼んでいます。 主に就職や起業などによって居住許可を得ている人が、その国の居住実績を重ねたうえで申請資格が得られます。 一般的には4年ほどが経つと申請資格が与えられるものの、申請資格を得たからといって必ず永住権が発給されるわけではありません。 もちろん、基準は国によってさまざまで、居住実績以外の各種条件が設定されている場合もあります。 容易に取得できる国もあれば、申請してもなかなか取得できない場合もあるので、就労ビザでの移住を考えている人は、永住権の取りやすさも考慮して国選びをするのもいい方法だと思います。永住権の種類
一般永住権
公募永住権
つまり、自由に働いたり、家を売買したり、教育を受けたりすることもできるという、海外に住むための最強のビザと言えます。