オーストラリアの永住権は4つに分類される
日本人がオーストラリアで取得できる永住権は大きく4つのカテゴリーに分類することができます。
- 投資系 (Business/ Business Innovation and Investment)
- 家族関連 (Partner/ Family Migration)
- 雇用主指名 (Employer Nomination)
- 技術独立系 (Skilled Independent / Skilled Nominated)
私のような普通の会社員にはどんな方法が現実的かつ安全なのか、まずは一つずつ検証してみましょう。
①投資系 (Business/ Business Innovation and Investment)
オーストラリアにお金を持ち込んで事業を興したりする人向けの選択肢です。
投資家ビザから永住権を取得するには、まず4年間の暫定ビザを取得する必要があります。
ざっくりと投資家ビザ取得に必要な主な条件を抜粋すると以下3つになります。
いずれかの条件を満たしていれば投資家ビザは申請が可能です。
- AUD150万(約1億2000万円)以上の投資経験
- 直近2年間でAUD225万(約1億8000万)以上の純資産
- 55歳未満でポイントテスト65点以上(相当厳しい)
き、厳しい!!
哀しき普通のサラリーマンにはあまり現実的でない条件です。
悔しいですが、すでに私は投資家ビザを狙わないことを決めました。
10%以上の出資を前提とした事業経営、不動産投資や配当収入などの投資経験など、投資経験や事業経験による条件指定もありますが、上記同様にハードルは高いです。
「俺は自分の事業でオーストラリアで稼いでやるぜ!」
という強い意気込みだけでもダメですし、これまでの圧倒的な実績が必要になります。
すでに投資家として生きている方には魅力的かもしれませんが、一般サラリーマン家庭には厳しいですね。
夫に投資家ビザは求めません。
②家族関連 (Partner/ Family Migration)
先ほど説明したので詳しくはもういいですね。
オーストラリア国民の配偶者や婚約者、既に永住権を持ちオーストラリアに住んでいる家族に呼んでもらえる人向けの選択肢です。
私たち夫婦には縁がありません。