駐妻の不倫

タイトルを見てゾッとした方もいるかもしれません。
もちろん、駐妻のほとんどの方々は海外でも献身的に旦那様をサポートされています。
多くの海外駐在家庭では日本にいた時よりも家族愛が深まっています。
しかし、そんな中でも少なからず 、駐妻が不倫に至ってしまうケースが実際にあります。
それが日本人が多いシンガポールであっても、日本人が少ないインドであってもどんな国でもです。


駐妻が置かれている環境をもとに、なぜ不倫に至ってしまうのか背景をまとめました。
少しでもご自身の行動に心当たりのある方は、これから述べる駐妻の置かれている環境を理解した上で、ぜひ改めてください。
ちなみに、海外駐在員自身が不倫に至る理由をまとめた記事はこちらです。
駐妻が置かれている生活環境

そもそも、駐妻はパートナーである旦那が海外赴任になったことにより外的な要因で帯同することとなります。
海外駐在となった旦那は望んでいたことかもしれませんし、そうでない方もいらっしゃると思いますが、駐妻となる奥様は仕事を辞めたり、初の海外生活になる方も多く、不安の多い中で帯同を決断します。

日本ですら新天地での生活は不安が生じるので、言葉の通じない海外では特に不安は大きいはずです。
まして、友達もいません。

このような環境を前提として、どうして駐妻が不倫に至ってしまうのか5つの背景を解説します。
①旦那の留守による放置:平日は残業・出張・飲み会、土日はゴルフなど

平日は残業や飲み会で帰りが遅くなったり、出張で家を留守にすることも多いと思います。
- 「仕事だから仕方ない」
- 「日本の時と変わらない」
そう主張したくなる気持ちもわかります。
そして、休日は付き合いでのゴルフや日本からの出張者のアテンドで留守にすることもしばしば。
- 「仕事だから仕方ない」
- 「日本の時と変わらない」
これもまた主張したくなる気持ちもわかります。

国によっては治安の問題で外を出歩けないこともありますし、ストレスもたまります。
そんな環境で旦那とすれ違いの生活を送ることになれば、どこかに安心を求めてしまうかもしれないですよね。。

相当考えの古いパワハラ上司でなければわかるはずですし、そんな人と付き合っても仕方がありません。
特に海外で生活する間は家族のケアを第一にすべきです。
②夫のモラハラ

これは海外に限ったことではありませんが、日本であれば会って相談したり愚痴を聞いてくれる親や友人がいるところが、海外では仲の良い友達ができるまではなかなかすぐに相談できる相手がいません。
行動範囲も限られ、ただでさえ日本に住んでいる時よりもストレスを抱えやすい環境にいます。
そんな中で、例えば、
- 「主婦なのに」
- 「まだやってないの?」
- 「俺は仕事で疲れてる」
などなど、モラハラの代名詞的な発言をしてしまえば、深く傷つきます。

家事や身の回りのことなどをするために帯同しているとはいえ、わざわざ口に出さなくても良いですよね。
海外生活では本来、旦那が一番の理解者になってほしいのに残念なところです。
不倫ドラマによくある設定かもしれませんが、逃げ場のない海外で同じシチュエーションになると、日本よりも深刻な事態になりかねません。

お伝えしたいのは、駐妻は心境的にも周囲の人的環境的にも不倫に陥ってもおかしくない状況のため、忙しくても常に奥様のケアをしてほしいということです。(不倫を肯定しているわけではありません。不倫、ダメ!絶対!!笑)