『ナショナルデー(National Day)』について
シンガポールでは6月頃よりシンガポールの夏の風物詩である戦闘機の音が鳴り響きます。
シンガポールの「ナショナルデー」とは、1965年8月9日にシンガポールがマレーシアから独立したことを記念する日です。
毎年8月9日が近づくにつれ、ビルや住宅などに国旗やシンガポールをイメージした旗が設置され、国旗の色である”赤”と”白”で街中が埋め尽くされます。
「ナショナルデー」には航空ショーや軍事パレード、パレードでのパフォーマンス、花火ショーと豪華なイベントが繰り広げられ、シンガポールはお祝いムード一色です。
今回は、2021年の「ナショナルデー」の情報をまとめています。
まだほとんど情報が公開されていない2021年のナショナルデーですが、新しい情報がわかり次第、随時更新していきます。
一大イベント「ナショナルデーパレード(NDP)」
シンガポールのナショナルデーは 8月9日 です。
今年は独立から56年目にあたります。
その日に開催されるのが「ナショナルデーパレード(NDP)」。
今年も昨年に続き新型コロナウイルスの影響を受け、次々とイベントが中止になっていますが、ナショナルデーに行われるパレードは今のところ前向きに開催を検討しているようです。
昨年のナショナルデーパレード(NDP)はマリーナベイなど1箇所で盛大に行うのではなく、自宅でお祝いできるようにしていましたが、今年はマリーナベイでの開催は予定されており、その他は未定です。
今年のテーマは『Together, Our Singapore Spirit』
『Together, Our Singapore Spirit』が今年2021年のテーマです。
昨年のテーマ「Together, A Stronger Singapore」を基にした今年のテーマ「Together, Our Singapore Spirit」は、シンガポールを強く維持してきたシンガポール国民の精神を称えるものです。
ナショナルデーはもともと独立を祝う記念日であり、国民が団結してシンガポールを強い国にしていこうという意味合いが込められています。
また、今年のナショナルデーパレードのロゴには、「56」という数字が埋め込まれた獅子頭が描かれており、国の意志と団結の強さを表しており、国の独立56周年を記念しています。
「ナショナルデーパレード(NDP)」の日程
ナショナルデーパレードの開催日
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8月9日(金)
ナショナルデーはシンガポールで最も大切な日にあたり、準備も入念に行われます。
本番は8月9日の1日限りですが、例年リハーサル(プレビュー)があります。
例年はリハーサルにもシンガポール人・国民の方は応募の上参加ができますが、昨年は公開されませんでした。今年の詳細は発表されていません。