婚姻永住権
最も簡単といわれるものが、国際結婚による永住権です。
アメリカでは結婚すると自動的にグリーンカードと呼ばれる永住権が発給されますが、どこの国でも婚姻は永住権の優先順位でトップとなっています。
ただし、国によっては、数年間の居住実績を経てから永住権を与えるという形をとっていることもあります。

日本の場合がそれに当てはまり、日本人と国際結婚した外国人は3年間の居住実績を経てから永住権が発給されます。
これは、偽装結婚を防止するための手段の一つにもなっていて、偽装結婚が悩みの種となているイギリスでは従来から「婚姻後の生活実態調査」が行われていますが、2010年11月より欧州エリア外の全外国人を対象とした英語能力試験が新たに付け加えられました。
まとめ
永住権と一口にいっても、大きく分けて5種類あり、特徴が異なるうえに国ごとにさらに異なってきます。

一般永住権が最もシンプルでわかりやすく、私が思うベストシナリオは、駐在で規定年数まで住み、帰国する前に永住権を申請することです。
私は駐妻ですが。

いま駐在しているシンガポールも居住してさえいれば永住権の申請は難しくありません。
ただ、会社が知った時点でクビになるというリスクもあるのでご注意ください。
シンガポールの日本人の同僚は、永住権を取得したことによって前職をクビになった経緯がありました。
ヨーロッパは一般永住権の条件がわりとシンプルで、例えばドイツの場合は、正規の長期滞在ビザ(就労ビザなど)で5年以上居住すれば、永住権の申請が可能になります。その後、ドイツ語のレベルも確認されるので、ドイツ語の習得は必須です。
お金が十分にある方は、投資永住権が最も容易です。
ご参考ください。

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