看護師
ASEAN諸国では2006年から看護資格の相互承認を決定しました。
自国で3年以上の経験があれば、加盟10ヵ国内で看護師登録を行った上で看護師として就労することができます。
残念ながら、日本はASEAN加盟国ではないため対象外です。
しかし、イギリス、ニュージーランド、オーストラリアの3ヵ国では、外国の看護師免許を有する看護師に対して、登録制度という優遇措置によってその国の看護師資格を発給しています。
これ以外の国々では、原則としてその国の看護師資格試験を受験して免許を得ることが必須となるため、この3ヵ国はより身近なものと言えます。
美容師
美容師は世界的に人手不足です。
この場合は特に先進国が顕著です。
東南アジアなどではあまり散髪にお金をかけないケースが多く、かなり安く散髪できる街の床屋のようなものが至る所にあるので論外ですが。
例として、オーストラリアでは日本人が最も就職しやすい職業が寿司職人と美容師と言われています。
美容師が有利な理由としては、日本人の手先は器用で丁寧なので、欧米でも好まれるとのことです。
海外で日本人の繊細な技術が最も活かせる職業といっても過言ではないでしょう。
もし美容師だったらすぐに飛び出したいですね。
工場技術者・職人
成長・発展を続ける中国や東南アジア諸国では、技術者の移入が不可欠です。
このため日本の工場などで働く職人さんを積極的にリクルートしているのは知られている話ですね。
不況下の日本では、小さな工場ほど不況の影響を受け、技術力の高い中高年の人であればあるほど厳しい環境となっています。
このため、冷たい日本社会に背を向けて、温かく迎えてくれる海外で技術者育成を新たな生きがいにする人もかなり多いようです。
まとめ
最初に申しましたが、必ずしも海外の就職/転職で有利な職業は必ずしもエリートと呼ばれるものではありません。
日本人ならではの特徴、料理であったり日本語を話すことであったり、丁寧さであったりと、私たちが日常で培ってきた能力の多くが海外では重宝されます。
中には今からでも職にできそうな分野もあったと思います。
なりふりかまわず海外移住したい方は、検討する価値ありです。
ただ、収入自体はそこまで多くないので、複業を育てながらライセンスをとって、趣味程度にインストラクターをやりたいですね。
海外で日本人が重宝される6つの職業に関する解説は以上です。
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