超ローカルのホーカーにあるミシュラン1つ星獲得店『Hill Street Tai Hwa Pork Noodles (大華猪肉粉條麺)』
『Hill Street Tai Hwa Pork Noodles (大華猪肉粉條麺)』はイスラム色が濃厚な観光エリア・アラブストリートがあるブギス(Bugis)東に位置するローカル色の強いラベンダー(Lavender)エリアにあります。
シンガポールの地元の人々が住むHDB(公共団地)の下にある小さなホーカー『TAI HWA EATING HOUSE(大華餐室)』の中に『Hill Street Tai Hwa Pork Noodles (大華猪肉粉條麺)』はあります。
『Hill Street Tai Hwa Pork Noodles (大華猪肉粉條麺)』は、世界一安く食べることができるミシュラン1つ星獲得レストラン『Hawker Chan(香港油鶏飯麺)』や香港発祥の格安ミシュラン1つ星獲得店『添好運』とは異なり、ガイドブックにはあまり載っていない知る人ぞ知る穴場グルメです。
行列必至の覚悟で行くか、混む時間帯を避けて朝一や夜中に行くようにしましょう。
『Hill Street Tai Hwa Pork Noodles (大華猪肉粉條麺)』のメニュー
『Hill Street Tai Hwa Pork Noodles (大華猪肉粉條麺)』のメニューは写真の5つだけですが、9割以上の人が注文するのが2番の『Guo Tian Tang』(汁あり麺)か3番の『Gan Mian』(汁なし麺)です。
豚肉がたっぷり使われており、この二つのメニューが店名にもあるポークヌードルです。
私は汁なし派なので、いつも3番の『Gan Mian』(写真右)を注文します。
スープも付いてきます。
ちなみに、2番と3番は味が全然違います。
値段はどちらも同じで次の通りです。
- 大:S$10
- 中:S$8
- 小:S$6
汁なし麺の『Gan Mian』はピリ辛のお酢が効いたタレと麺を混ぜながら食べます。台湾の混ぜそばと同じスタイルです。
豚肉たっぷりで食べ応えがあり、ご覧の通り豚肉のこま切れ、ひき肉、レバー、そしてワンタンの中にも豚肉が入っています。
たいていの時は注文の時に店員さんから「チリ?」と聞いてくれます。
汁なし麺の『Guo Tian Tang』は、豚骨ベースのあっさりとしたスープが特徴です。
麺も『Gan Mian』とは異なり、白いライトな食感の板麺です。
味が濃い『Gan Mian』(汁なし麺)に対し、『Guo Tian Tang』はあっさりとした味つけなので、多くの人が醤油と唐辛子をかけます。
注文口には写真のように小皿に唐辛子がすでに並べられており、奥にあるペットボトルに醤油が入っています。
唐辛子の小皿に醤油を入れて席へ持って行き、味を調整しながら食べるのがシンガポール流です。
私は辛いものが大好きなので、唐辛子をさらに加えて辛く仕上げます。
『Gan Mian』と『Guo Tian Tang』は味付けが全く異なるため、どちらも食べて見るのをおすすめします。
しかし、通常のホーカーで経験する長蛇の列よりも進むスピードが圧倒的に遅いので、お昼時や夕食時には1~2時間は覚悟しなければなりません。
諦めて帰る人もいましたね。