帯同子女のインターナショナルスクールという選択
家族帯同で子どもがいる場合、日本人学校へ通わせるべきか、インターナショナルスクールへ通わせるべきか、多くの方が一度は検討すると思います。
タイやシンガポールといった日本人学校の環境が整った国であれば、日本人学校への編入学が一般的です。
でも、せっかく海外駐在に帯同しているのであれば、「英語も話せるグローバル人材に育てたい!」とも思いますよね。
そんな時、インターナショナルスクールを検討することになるでしょう。
今回は下記3点を検証してみます。
- 東南アジアという地域特性からみた学校選びの考え方
- 日本人学校以外に通学する場合のコスト負担の考え方
- 子どもを外国語の教育環境におく場合の留意点
日本人学校の魅力や特徴についてはこちらの記事でじっくり解説しています。
併せてご参考ください。
インターナショナルスクールの費用は年間150万円以上
インターナショナルスクールに通学させるためには通常、なんと、年間150万円以上の出費が必要です。
そのため、企業のインターナショナルスクールへの負担は考え方がまちまちなので、2つの例を挙げます。
- インターナショナルスクールの学費は、同地域に日本人学校がない場合のみ、一部又は全額支給する
- 同地域に日本人学校がある場合は、日本人月っこうと同額の費用まで会社負担とし、残りは本人負担とする
これは会社次第ですね。
あなたの会社はどうでしょうか?
インターナショナルスクールを検討されている方は、事前に必ず確認しましょう。
これまで紹介してきたシンガポール•タイ・インドネシア・ベトナムには複数のインターナショナルスクールが存在し、それらの中には日本人が80名近く在籍する学校もあります。
入学にあたり、「日本人であるから」という理由で入学に制限がかかるケースは、国籍ごとの入学定員を設けている学校以外では特にありません。
もちろんですが、授業についていけるだけの最低限の語学力は必要になります。
子ども社会は何が起こるかわかりませんし、語学が理由でいじめられてしまう恐れもあります。
でも、慣れればすぐにバイリンガルになりますし、そこは考え方次第ですね。
私は大いにアリだと思います。
学習面は日本よりレベルが高く、一生の友達もできたので、大満足しています。
その一方で、たまーに「インターナショナルスクールに通っていたらどうなっていただろう?」と考えることもあります。