超進学校級!?バンコク日本人学校出身者が語る高校受験事情






バンコク日本人学校の同級生が実際に進学した高校

  • 東京学芸大附属高校(*偏差値: 76) 1名
  • 早稲田大学本庄学院高校(偏差値: 75) 2名
  • 早稲田学院高校(偏差値: 76) 1名
  • 国際基督教大学高校(通称: ICU)(偏差値: 72) 4名
  • 明大明治高校(偏差値: 73) 1名
  • 青山学院高校(偏差値: 72) 1名
  • 慶應義塾高校(偏差値: 76) 1名
  • 中央大学附属高校(偏差値: 71) 1名
  • 法政国際高校(偏差値: 69) 1名
  • 大阪教育大学附属池田校舎(偏差値: 70) 1名
  • 同志社国際高校(偏差値: 65) 5名
  • 立命館宇治高校(偏差値: 65) 3名
  • 西大和学園高校(偏差値: 71) 1名
私がバンコク日本人学校中学部に通学していた頃の同級生は100人ほどでした。

有名校をピックアップしただけでも余裕で20名を超えましたので、実績としては進学校級と言えますね。

しかも、これは特別優秀な学年だった訳ではなく、毎年同じような進学実績となります。

子どもの日本人学校への編入学をお考えの親御様、学習面での心配は全く必要ありません。

余談ですが、日本人学校の生徒は日本では珍しい転入と転校というイベントを毎年大規模に経験しており、転入生に対する受け入れもバッチリなので、いじめられることも滅多にありません。

(もちろん、大人ではないので小学生でも中学生でも、友人間の喧嘩はあります)

*偏差値はhttps://resemom.jp/より引用

帰国子女の特権を活かした高校受験も魅力の一つ

先ほどご紹介した高校の中で、複数名が進学している高校があったことにお気づきでしょうか?

日本人学校には全国から生徒が集まっているのに、何名も志望校が被るなんて、なかなかそんな偶然はないはずです。

そうです。

国際基督教大学高校(ICU)、同志社国際高校、立命館宇治高校、早稲田大学本庄学院高校は募集要項に「帰国子女枠」を設けている全国でもめずらしい高校です。

帰国子女への理解が広いため、親御様がまだ海外に駐在していても高校生活ができるよう、帰国子女生徒専用の学生寮があるのも、志望者が多い理由の一つです。

特に国際基督教大学高校と同志社国際高校は、全校生徒数に対する帰国子女の割合が一般生徒よりも多いというユニークな高校です。

世界中からそれぞれの国の文化を経験してきた帰国子女が集まるなんて、考えるだけでワクワクしますね。

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余談ですが、2018年M-1グランプリで優勝した霜降り明星の粗品氏も同志社国際高校出身でしたね。

しかも、これらの高校はそれぞれ大学の附属校であり、大学受験をするよりも進学に有利ですよね。大学までエスカレーターで上がれる高校もあります。

特に同志社国際高校と立命館宇治高校は、普通に生活していればほぼ100%の生徒がそのまま大学へ進学できます。学部は成績順で選びます。

帰国子女というだけで、高校受験の可能性がこんなに広がるんです。

関東圏や関西圏の高校を志望する方、学生寮がある高校を志望する方、または全国規模で志望校を検討される方は、ぜひ興味があれば門を叩いてみてください。

ちなみに、私も帰国子女枠でこれらの高校へ進学した一人です。

地元へ帰ることも考えていましたが、同じ境遇で育った人たちと高校生活を送ってみたかったので決断しました。

背中を後押ししてくれた両親には感謝しています。

2/3の生徒が帰国子女の同志社国際高校については、そのユニークな学校生活を卒業生が徹底解説しました。こちらの記事をご参考ください。

2/3が帰国子女。同志社国際高校卒業生が語る驚きの学校生活

2019.01.27

各高校の帰国子女枠(人数)

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