シンガポールではスペシャルティコーヒーを楽しめるカフェが続々とオープン中
コロナ禍でシンガポールから外にでれない生活も1年以上経過し、旅行好きな私たち夫婦にとって息苦しい生活になるかと思いきや、もう一つの趣味である毎週末のカフェ巡りが楽しみとなり、なんだかんだ充実した日々を送っています。
カフェが好きな方も多いと思いますが、その中にもいろいろと好みがあると思います。
美味しいスイーツを楽しみたい方、美味しく写真映えする朝食やランチを楽しみたい方、おしゃれな空間を楽しみたい方、こだわりのスペシャルティコーヒーを楽しみたい方などなど。
スペシャルティコーヒーを飲めるカフェが多く、そこで初めてラテを注文した時にこれまで飲んできたラテとは全く別物だと気づき、それからというもの、美味しいラテを求めて新しいカフェを発掘し続けています。 妻はホットですが、私は氷少なめのアイスラテをいつも注文します。 とはいえ、時には満足できないラテに遭遇することも多々あり、需要は少ないかもしれませんが、私たち夫婦がこれまで数多のカフェで飲んできたラテを5段階評価(大きいほど良)でオススメ度を表現してみたいと思います。 中にはスイーツ目的で訪れたカフェもあり、お店の趣旨が異なるためフェアではないかもしれませんが、そちらもラテも含みます。 お店の詳細は省いて、簡単にコメントしていきます。 そのため、星一つのカフェはなしです。 このカテゴリの特徴は、そのほとんどがスイーツやパンなど、コーヒー以外に重きをおくカフェであることです。 そのため、ラテにこだわりがないのは至極当前と言えます。 ラテを目的として訪れるにはおすすめではない、くらいの気持ちでご覧ください。 『fortyhands』はチョンバルにあるガイドブックにも載るほどの知名度を誇るカフェです。 コーヒーにこだわりがある雰囲気だったので、期待してラテを注文したところ撃沈しました。 汎用的な味かつ薄めのラテであり、きっと人気な理由はフードメニューや雰囲気にあるのだろうと思いました。 『Dolc Patisserie』は、スペインからインスピレーションを受け、モダンな風味のフランス菓子を提供するパティスリーです。 スイーツを堪能するためにも、ラテは薄めのものでいいのかもしれません。 ミルクが多く、コーヒーもこだわりがあるものではないので、これ以降は紅茶を注文するようにしました。 『The Better Half』はシンガポール人の若い夫婦が経営するこじんまりとしたかわいいカフェです。 カフェ店内では見た目もかわいく美味しそうなスイーツが並んでおり、こちらも看板メニューはスイーツであり、コーヒーではありません。 そのため、薄めのラテではありますが、スイーツと食べるにはちょうどいいかもしれません。 『Voyage Patisserie』は日本人駐在員に人気の居住エリア・チョンバルにあるおしゃれなカフェです。 美しいスイーツの数々がショーケースに並んでおり、主役はもちろんスイーツです。 個人的にはラテよりも紅茶のほうがおすすめです。 『Little Oasis』は名前の通り、地元の人々のオアシス的カフェです。 静かな落ち着いた店内では心地よいBGMが流れています。 『Little Oasis』はカフェの開業を夢見る2人の女性が始めたオンラインベーカリー『Little Wooden Table』から始まりました。 スイーツとゆったりとした雰囲気を提供してくれるカフェのため、ラテについて述べるのは場違いかもしれませんが、備忘としてここにランクインとなりました。 『Pantler』はシンガポールのオシャレカフェ激戦区「Telok Ayer」にある日本人が経営するパティスリー兼カフェです。 日本人の口に合うスイーツが多く、値段もお手頃でいつもお世話になっています。 もちろんスイーツが大人気のカフェなので、お好きなドリンクとどうぞ。 2021年4月には、カトン地区に2号店をオープンした大人気ベーカリー。 私たち夫婦も大好きであり、よくお世話になっています。 『かもめベーカリー』で堪能すべきはもちろん魅力的なパンであり、ドリンクは完全にサイドメニューです。 そのため、ラテもいわゆる普通の味ですが、それも至極当然のことであり、ここに挙げてしまったことを謝りたいくらいです。 酸味が強く、飲みにくい。 もしかしてたまたまコーヒー豆が酸化し過ぎていたかも? タンジョンパガー駅近くの韓国系おしゃれカフェ『KREAMS』。 秋をモチーフにしたインテリアが特徴的な行列のできる人気のカフェです。 ラテは強めの苦味があり、アイスでも濃いめで楽しめます。 ただ、なんとなくスペシャルティコーヒーかといわれると、少し違う気もしたのでこちらにランクインとなりました。 『Percolate Coffee』はBedokエリアの飲食店が立ち並ぶHDBの一角にひっそりと佇んでいるカフェです。 アイスラテを注文したところ、ボトルで出てきました。 こういったボトルや瓶であらかじめ作り置きしてあるラテはたいていミルクが強くて薄いのであまり期待はしませんでしたが、味は濃いめでしっかりしていたため満足感はありました。 ただ、アイスラテはその場でこだわりのエスプレッソを抽出するのが魅力であって、やはり既製品感は拭えない結果となりました。 『Monument Lifestyle』は多くのカフェがひしめくOutram Parkエリアにあるおしゃれな雑貨屋さんとカフェが一体となったお店です。 ラテの味は普通ですが、好立地ということもあってか、ラテ含め全体的にお値段は高めです。(アイスラテ:$7.0) とはいえ、こだわりを感じる内装となっており、ゆったりと優雅なカフェタイムを過ごすには良いと思います。 『Simple Café 簡單。』はClementiエリアの住宅街にあるこじんまりとしたカフェです。 その名前の通り、内装も非常にシンプルで余計なものはない、といったイメージです。 飲み物よりもスイーツのほうが人気なイメージがあり、ショーケースに並ぶ美味しそうなスイーツには誘惑されることでしょう。 ここのラテは、『思ったよりもずっと美味しい』というのが正直な感想です。 スイーツを軽く食べて少し休憩すべく訪れたため、ラテが目的ではありませんでした。 ラテの色も薄く、これは汎用品だろうな、と思いきや味がしっかりしていて驚きました。 街の喧騒から離れたゆったりとしたエリアでスイーツとラテを楽しみたい方におすすめのカフェです。 『kómma Social Cafe』はPaya Lebar MRT駅直結のショッピングモール内にある広々としたカフェです。 ここの魅力は、チャイナタウン周辺にある人気のドーナツショップ『Haritts Donuts & Coffee』と提携してドーナツを提供していることです。 ドーナツも楽しみたいかたは『Haritts Donuts & Coffee』の定休日をチェックしていくことをおすすめします。 ここでももちろんラテを注文、お味はいい線を行っていましたが、苦味が強く通常の濃いめのラテ、といった感覚でした。 コーヒー好きなシンガポール在住者では知らない人がいないであろうアラビカコーヒーのホーランドビレッジ店です。 アラブストリートの一号店で飲んだラテと比べ、とにかく味が薄く、かなりがっかりしました。 ホーランドビレッジは少し家から離れているので、間違いの検証のために再訪はできていませんが、ブランド力があるだけに残念でした。 後ほど『% Arabica Singapore Arab Street』は違うランクで出てきます。 ここはフレンズのファンがドラマの雰囲気と写真撮影を楽しむ場であり、ラテ(ホット)もフレンズに登場する大きなカップと写真を撮りたいがために注文しました。 もちろんコーヒーへのこだわりがある店ではありませんが、量も多くゆっくり滞在したい方にはおすすめです。 何より、フレンズの『Central Perk』が常時再現されているのはシンガポールだけなので、ファンの方は絶対に訪れることをおすすめします。 ここからはレベルの高いスペシャルティコーヒーを提供するカフェが続きます。 そのこだわりから、カフェラテもアイスラテも香り高く深みのある味わいに仕上がっており、ぜひ試してほしいカフェ群です。
絶対にラテを注文すべきでないカフェ
ラテにこだわりがある人は他のドリンクを飲んだほうが良いカフェ8選
『fortyhands』
『Dolc Pattisrie』
『The Better Half』
『Voyage Patisserie』
『Little Oasis』
『Pantler』
『かもめベーカリー』
『Little Farm』
どこか惜しい。スペシャルティコーヒー(を使ったラテ)に近い味を楽しめるカフェ
『KREAMS』
『Percolate Coffee』
『Monument Lifestyle』
『Simple Café 簡單。』
『kómma Social Cafe』
『% Arabica Coffee Chip Bee Gardens』
『Central Perk Cafe』
素晴らしい味わいのラテが飲めるカフェ
コーヒー好きな皆さんからすれば邪道と思われるかもしれないですが、こういったカフェのラテは本当に美味しいんです。