朝食やランチ、そしてティータイムを楽しめるカフェであり、夜になればお酒を飲みながらオシャレなメニューで仲間と楽しめるバーでもある日本の大人気チェーン『PRONTO』。
国内勢のタリーズコーヒーやドトールコーヒー、海外勢のスターバックスなど強豪ひしめく日本で差別化を行い、国内で300店舗以上、海外には上海にも進出しその規模を拡大しつつあります。
そんな『PRONTO』が2019年6月、海外2号店目として東南アジアのビジネスハブであるシンガポールにオープンしました。
カフェ大国であるシンガポールへの出店はなかなかチャレンジングですが、頑張って欲しいです。
今回は『PRONTO』シンガポール店のこだわり抜いたメニューや内装をご紹介します。
『PRONTO』はなぜシンガポールに出店したのか?
日本では有名なカフェ・バーである『PRONTO』ですが、世界的にはまだまだ無名です。
シンガポールのラッフルズプレイス近郊に出店した背景は3つあります。
- 世界各国のビジネスマンが働く東南アジアで圧倒的なビジネスハブ
- シンガポール人の外食率の高さ
『PRONTO』の特徴は先でも述べたように朝から夜まですべての顧客層に向けた幅広いサービスです。
シンガポールでは朝食、昼食、夕食をすべて外食で済ますことも一般的でめずらしくありません。
その文化に加え、世界各国からエリートビジネスマンが集まる金融街・ラッフルズプレイスでは、金銭的に余裕のある人々が多く、さらには残業も多いエリアなので夜の仕事帰りにお酒を飲んで帰る顧客層を取り込みやすいです。
プロントが目指しているのは、イタリアの「バール」やフランスの「カフェ」、そしてイギリスの「パブ」に見られるような、お客様との親密で活気あるお付き合いです。一日中いつ行っても居心地がよく、ほしい飲み物や食事、そして大きなくつろぎが得られるコミュニティとも言える空間。ひとつの文化とさえ呼べる、そうした新しい価値観を、プロントは日本で初めてカタチにしていきたいと考えています。そのために、プロントでは昼間はカフェとしての、夜はバーとしての顔を持ち、お客様にとってなじみの深い憩いの場を提供するための努力を重ねています。
(『PRONTO』ホームページより)
『PRONTO Singapore』のメニューと内装
『PRONTO Singapore』の出店にあたり、メニューのラインナップにもこだわり抜いたようです。以下、『PRTIMES』より抜粋します。
カフェタイムはコーヒーと本格パスタ、バータイムはThe Premium Malt’s 4種と強炭酸のハイボール、料理はイタリアンをベースにラインナップしました。平日はオフィスワーカー、休日は観光客や周辺在住のファミリーなど、どの時間帯に来てもお客様それぞれのニーズにお応えできる店舗となっております。今後もプロントは、お客様に喜ばれる店舗創りを行まいります。
価格設定は良心的で、朝食にもランチにもディナーにも利用しやすいですね。
今回は昼間通りかかった時に少し休憩するために立ち寄ったので、料理は食べませんでした。料理については次回訪問時に追記したいと思います。
カフェラテはレギュラーサイズでも大きめ、これでSGD5.5(ホットはSGD5.0)なのでシンガポールでは安い方です。
シンガポール人の店員さんの接客も良かったのが印象的でした。
なんだかんだ、一番嬉しいメニューは次のこれかもしれません。 お酒が安い!なんとハッピーアワーにはビールがSGD6.0++/PINTです。 通常、シンガポールでプレミアムモルツの生を飲もうと思えばハーフでも軽くSGD10++を超えてくるので、これは破格です。 外が暑ければ落ち着いた内装の店内でゆっくり過ごすのもよしです 住所:23 Church St, #01-02/03 Capital Square, Singapore 049481 『PRONTO Singapore』オープン後の様子は滑り出し好調といったところでしょうか。 行列ができるほどではありませんが、平日には賑わいがあり、これからどんどん知名度を伸ばし続けて欲しいです。 シンガポールは飲食店の競争が激化しており、テナント料も超高額のため少しでも陰りが見えるとすぐに閉店に追い込まれてしまう現実もあります。 カフェだと客単価も高くはないので、夜のバーで利益を狙うのかなと感じます。 いずれにせよ、日本勢を応援したいですね!! Twitterにてシンガポール情報、駐妻の日常やブログの更新発信中。 シンガポール旅行にマストな持ち物リストはこちらの記事をご覧ください。 シンガポール旅行でオススメのお土産情報はこちらの記事をご覧ください。 シンガポールでオススメのカフェ情報はこちらの記事をご覧ください。『PRONTO Singapore』の位置情報
まとめ