シンガポールは一般的に安全な国(2018年の10万人あたり犯罪発生件数:567件(日本:785件))ですが、シンガポールもやはり外国であり、日本の常識が通用しないことも多々あります。
特にお酒については日本よりも法律が厳しく、執行猶予も情状酌量の余地もありません。
今回は、シンガポール在住の日本人が特に気を付けなければならないシンガポールの法律について解説します。
2013年にリトルインディアで発生した泥酔した住民による暴動をきっかけにシンガポールでは、「公共の場」(路上などの私有地でない、不特定多数の人が出入りする場所)での飲酒・泥酔は禁止となりました。 詳しくはこちらの記事をご覧ください。 日本では許容されるような行為(泥酔して従業員に絡む、路上で寝る)も通報されることがよくあります。 特に、警察官に対して暴力行為を働くとほぼ確実にペナルティを受けます。 シンガポールは治安が良い反面、政府による監視は厳しく、市民の警官への信頼も厚いため、警官に対する暴力は厳しく処罰されます。 お酒を飲むたびに泥酔してしまう人を日本ではよく見ますが、シンガポールでは非常に危険です。 シンガポール政府は、麻薬関連犯罪には非常に厳しく処罰します。 上記の所持・密売・密輸は、原則死刑です。 海外出張時や旅行時に知らない間に運び屋にされないよう注意しましょう。 特にシンガポールは外国なので、文化の違いから物事の受け止めからも違ってくるかもしれません。度が過ぎないように気を付けましょう。 刑法犯として実刑になると、まず禁固刑になり、数日や1週間など短期もありますが軽犯罪でも課されます。 独特な刑事罰として『ムチ打ちの刑』があり、下記犯罪はほぼムチ打ち確定です。 何があっても犯罪を疑われないように気を引き締めて生活せねばです。 実際にお酒に酔って逮捕された日本人駐在員がシンガポールの新聞に掲載されているのを見ました。 「記憶にない」では済まされないですね。。。 恐怖のムチ打ちの刑は嫌ですが、そもそも逮捕されたら日本でも大問題です。 ただ、許容範囲がシンガポールのほうが日本よりも圧倒的に狭いことを心にとめていただければと思います。 Twitterにてシンガポール情報、駐妻の日常やブログの更新発信中。 シンガポール旅行にマストな持ち物リストはこちらの記事をご覧ください。 シンガポール旅行でオススメのお土産情報はこちらの記事をご覧ください。 シンガポールでオススメのカフェ情報はこちらの記事をご覧ください。シンガポールで日本人が逮捕される大半の理由は『お酒』
実刑の対象となる他の犯罪
薬物所持
他にもこんな犯罪に要注意
恐怖の刑罰『ムチ打ちの刑』
まとめ